あなたの存在も、誰かのしあわせの種
赤ちゃんや小さい子どもは、和えただけで笑顔になれる、そんな存在です。
でも、大人になると、自分がそんな存在であることを忘れてしまいます。
他人に笑いかけられたとき「えっ・・・知らない人なんだけど・・・えっ」と、とまどう方が多いです。
恐怖を覚える人もいます。
小さいときは、誰かにとっての『逢えただけで嬉しい存在』のはずなのに、
大人になると変わってしまう。
変わってしまうのは、存在でしょうか?受け取る自分自身の感覚でしょうか?
お客さまからこんなお話を聞きました。
久しぶりに、駐輪場に自転車をとめて、お仕事に行ったそうです。
パートをしているとき、よく利用していた駐輪場。パートもやめ、最近は全く行っていなかったそうです。
この駐輪場の警備さんで、仲良くなった人もいましたが、連絡先を交換しているわけでもないのでそれっきりでした。
久しぶりに駐輪場にいくと、仲良くなった警備さんがいました!
『おはようございます!』
と、声をかけて、自転車をとめると…その方は、こっちに来てくれて
『久しぶりだなぁ〜!!
元気にしてたかぁ!
今日は寒いよなぁ〜
仕事かぃ?今日は、俺、12時で定時だから、帰りはあえないなぁ、きっと。残念やなぁ〜』
と、矢継ぎ早に話しかけてくれたそうです。そして、終始ニッコニコ。
ほんの少ししか話してないのに、楽しそうなのも、嬉しそうなのも伝わってきて、彼女自身も、ニッコニコになりお仕事に行きました。
警備さんにとって、
『久しぶりに彼女に会えたこと』は、
もしかしたら『久しぶりにウキウキしたこと』なのかもしれません。
そう、思ったら、赤ちゃんや小さい子どもじゃないのに、
誰かにとっての『逢えただけで嬉しい存在』になれるのは、とても素敵ですよね。
赤ちゃんや子どもだけじゃなく、
大人もみんな、
こうやって誰かの気持ちを
『ウキウキ』や『嬉しい!逢えてよかった』って変えることができます。
毎日の挨拶や、ちょっとした言葉のやりとりがキーポイントです。